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日本の90年代に似ている今のユーロゾーンのデフレ(3)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.09 13:33
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--今、ユーロゾーン状況が90年代の日本と似ているという話に聞こえる。

「ユーロゾーンが日本の軌跡を歩み始めたと見ている。都市銀行の信用供給があまりにも減った。こんな時に中央銀行が資金を都市銀行に注入するといっても効果がない」

 
ヴェルナー教授は、中央銀行の通貨供給よりも都市銀行の信用供給規模をさらに重視している。自身のモデルを「信用数量説(Quantity Theory of Credit)」と呼ぶほどだ。貨幣数量説(Quantity Theory of Money)と対比される言葉だ。貨幣数量説は、中央銀行が供給する通貨量に注目する。一方ヴェルナー教授は、中央銀行の通貨供給量よりも都市銀行の信用創出(Money Creation)を通じて企業と家計に供給する信用規模が経済活力を決めるという側に立つ。

--また、どんな点が日本と似ていたのか。

「現在ECBには意志決定主導権を握る人が明確ではない。ドラギ総裁のリーダーシップが脆弱だということだ。運命の時期である94年に日本銀行総裁に就任した松下康雄氏と似ているように見える。大蔵省出身である松下氏が日本銀行出身者に囲まれていたように、ドラギ総裁はドイツ連邦銀行出身者に包囲されている」。

--旧大蔵省は日本銀行よりも強大ではなかったのか。

「94年当時は大蔵省の主導権が弱くなっている時だった。当時、日本銀行出身者は新自由主義論理を展開して大蔵省が『旧式経済モデル』信奉者だと非難していた。こうした時に大蔵省出身者が総裁になってリーダーシップを発揮できるだろうか。そのせいで日本銀行がデフレにすみやかに対応できなかった」

--ユーロゾーンのデフレが本格化すれば日本のように長引くだろうか。

「日本のように20年続くようには思われない。ただし、いったん始まったデフレは破格的な措置がされてこそブレーキがかかる」

--ある程度の破格的な政策が必要なのか。

「大恐慌時、主要な国々が金本位制を廃止した。この頃は金本位制ではないから政府が都市銀行の資金を借りて雇用創出に立ち向かう政策を導入する必要がある」

リチャード・ヴェルナー氏は1967年にドイツで生まれて英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を卒業した。オックスフォード大学で経済学修士と博士学位をとった。バブル時代の80年代後半に日本銀行で経済分析家として活動もした。日本の上智大学を経て現在は英国サウサンプトン大学で金融通貨政策を教えている。世界経済フォーラム(WEF)が2000年に選んだ次世代リーダーの1人だ。彼は英米式の通貨理論よりもドイツ式通貨理論を展開する。「ヒトラーの中央銀行家」であり「官僚支配金融の父」で呼ばれるヒャルマール・シャフト元ライヒスバンク総裁のように経済活動を生産的な部門と非生産的な部門(マネーゲーム)に区分して、信用供給がなされるようにしなければならないという立場だ。彼が通貨理論界の異端児と呼ばれる理由だ。彼の代表的な著書は『Princes of the Yen(邦題:円の支配者)』だ。(中央SUNDAY第391号)


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