【コラム】朴槿恵の統一準備、「1盧3金」に答えある(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.12 13:41
盧元大統領の政治的リーダーシップを再評価する必要がある。彼は「与小野大」の不利な状況を逆に活用し、野党の意見を受け入れる積極的な合意方式で克服した。その結果物の韓民族共同体統一案に基づき南北関係を改善し、北方政策を通じてソ連・中国と修交しながら韓国外交の全盛期を謳歌した。
この案は25年間、金泳三・金大中・盧武鉉・李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵大統領により大韓民国統一案の柱として維持された。その後、南北間に南北基本合意書、非核化共同声明、6・15共同声明、10.4共同宣言など4件の公式合意書が出てきた。南北の国連同時加盟が実現したのも「1盧3金」の合意過程があったからだ。進歩的な社民党のヴィリー・ブラント首相の東方政策を保守的なキリスト教民主同盟のコール首相が引き継ぎ、ドイツ統一を実現した歴史的妥協の場面が思い浮かぶ。ドイツにブラント-コールモデルがあるのなら、韓国には「1盧3金」のモデルがある。