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【コラム】韓国に必要な「忘却なき」前進(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.20 13:33
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前回のワールドカップ(W杯)の時ほどは多くの人々が応援に集まらなかった。だが赤いTシャツに入った「コリア・ファイティング」の文面は鮮明だった。一部のファンたちは前日の夜10時から良い席で応援するために光化門(クァンファムン)広場で野宿するために集まっていた。ロシアチームとの勝負は惜しくも1対1に終わった。

水曜日の朝、赤い悪魔(レッドデビルズ)の人波の叫びが近くから聞こえるその場所で、セウォル号惨事犠牲者を追悼する黄色いリボン数千個が新鮮な朝の風になびいていた。前日夜のテレビニュースは、セウォル号乗務員裁判と翌日の韓国-ロシア戦の展望ニュースを行き来した。ニュースアンカーの浮き立つ気持ちの一角にも、悲しみが占めていた。

 
熱狂的というには距離があるとみられるこの雰囲気の背景は何か。今回のW杯韓国代表チームへの期待が大きくないからだあろうか。でなければ今年は全身を投じるような祭りの雰囲気を遠慮すべきだという自制心のためであろうか。セウォル号の悲劇のために、厳しい自責が続かなければならないのか。2002年の韓国民族主義の現代史における記念碑的な事件は再演されなかった。ソウル市庁前の広場で目一杯広がった赤い波の海は見られなかった。もしかしたら代表チーム自身がロシアと戦って必ず勝たなければならないという確約ができなかったのかもしれない。勝てば勝利を祝わなければならないから。勝利はひょっとしたらいまだに国を覆っている悲しみの闇にはふさわしくなかった。勝利の歓喜はぎこちない上に利己的なものだった。また負けてもいけなかった。それで引き分けたのかもしれない。

2カ月前に発生したセウォル号の悲劇で韓国人は自信を失った。海洋警察への信頼が消えた。政府に対する信頼も消えた。「私も自分自身を信頼できない」という雰囲気だ。国の運営能力が止まったように見える。世界は韓国のこうした集団的うつ病を、深い関心を持って見守っている。外部から見れば現状況が理解できないためだ。世界はこのように尋ねる。「韓国は自信と野望に満ちあふれた国ではなかったのか」「韓国はいつまで今のように防御的な姿勢で縮こまっているのか」「韓国は今のマヒ状態、信じることが難しい罪悪感をいつ克服するだろうか」。


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    2014.06.20 13:33
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    イラスト=カン・イルグ
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