W杯特需、ものさびしい応援マーケティング=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.10 11:55
9日午後2時、ソウルのイーマート龍山(ヨンサン)店地下1階にある66平方メートルのサッカーワールドカップ(W杯)応援用品の特設売り場は、明らかに閑散としていた。時々売り場を訪れる顧客も価格表だけを調べてすぐに引き返した。イーマートによればこのコーナーの代表商品である赤色Tシャツの販売量は、先月の発売以降一日170枚程度に過ぎない。2010年南アフリカW杯の時の4分の1レベルだ。イーマート関係者は「企業らが応援イベントを中止しながら団体購買が急激に減少した」と伝えた。
こうした雰囲気はオンラインでも同じだ。赤い悪魔Tシャツを専門的に売る「アリババショッピングモール」のイ・ヒョグォン社長は「今年の新商品Tシャツに書かれた文面が“楽しもう大韓民国”なので購買を敬遠している」として「購買顧客も2010年の在庫商品を探す傾向があるようだ」と話した。