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<W杯サッカー>韓国応援団、熱い応援にもセウォル号意識…「飲酒・露出」禁止

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.19 09:24
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「そうだ!」「ワ~!」

18日午前、ソウル地下鉄2号線の列車内。静かだった車内が舎堂(サダン)駅を過ぎる頃、突然、叫び声と歓声で沸きかえった。韓国サッカー代表チームとロシアのブラジルワールドカップ(W杯)の試合で後半23分に李根鎬(イ・グノ)選手がゴールを決めた瞬間だった。各自スマートフォンで試合を見守った市民らが、自身でも知らないうちに叫んだのだった。一部は握りこぶしをつくり、一部は思わず席から起き上がった。だが、わずか6分後にロシアが同点ゴールを入れると今度は「ア~」という嘆きに変わった。

 
午前7時に始まったロシア戦は、出勤時間と重なる「朝ワールドカップ」だった。一部の企業は会社で団体応援をしたが、多くの市民は通勤途中の地下鉄・バスなどでDMB(携帯電話などでのマルチメディア放送)による試合を見なければならなかった。そんな中で歓声と嘆きが時間差で飛び出す珍現象もあらわれた。スマートフォンの種類や通信社ごとに放送受信の速度が違っているからだった。会社員のハン・スヨンさん(30、女性)は「韓国がゴールした状況でDMB放送が何秒か遅く受信され、隣の車両の人たちが大声を出すのを聞いて先に分かった」として「同点ゴールの瞬間にも周囲の嘆きの声よりも少し遅れて画面に出てきて気が抜けた」と話した。

市民らは明け方から熱気を帯びた街頭応援を繰り広げた。代表チームの公式サポーター「レッドデビルズ(赤い悪魔)」が主催したソウル光化門(クァンファムン)広場での応援には1万8500人余りが広場をいっぱいに埋めた。一部の市民はセウォル号犠牲者を追悼する黄色いリボンを付けていた。会社員のソン・ジョンスさん(34)は「お祭りの雰囲気でも、犠牲者への哀悼の気持ちを大事にしたくてリボンを付けた」と話した。レッドデビルズは応援前、ホームページに「広場での飲酒や過度な露出は自制してほしい」との文を載せた。全国で最も多い2万4000人余りが集まった江南(カンナム)の永東大路(ヨンドンデロ)では歌手PSY(サイ)が午前6時から40分余りにわたり『江南スタイル』などを歌って盛り上げた。大学生のキム・ミョンファさん(23)は「夜中の2時から友人らとチキンを食べて夜を明かしたが、引き分けで残念」と話していた。このほかにも釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)、仁川(インチョン)の文鶴(ムナック)競技場、光州(クァンジュ)のワールドカップ競技場などで1000~4000人の応援団が集まり代表チームを応援した。小中高校生も応援の熱気に参加した。京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)中学校をはじめ相当数の学校は生徒たちが家で試合を見られるよう登校時間を1時間ほど遅らせた。

STX造船海洋は、慶尚南道昌原市鎮海区(キョンサンナムド・チャンウォンシ・チンヘグ)のSTX造船海洋マリンセンターで韓国人の役職員とロシア船主の関係者らが集まって試合を見守った。李根鎬(イ・グノ)の最初のゴールが決まると韓国人役職員らは熱烈に歓呼し、ロシア船主らの表情は固まった。だが6分後にロシアが同点ゴールを入れると双方の表情が互いに入れ変わった。

試合時間が朝早かったためか、全国の街頭応援参加者数は予想を下回った。当初、警察は10万人ほどを予想していたが5万8000人余りと推算された。2010年の南アフリカW杯の最初の試合だったギリシャ戦では100万人余りが応援した。

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