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78歳の日本写真家・久保田博二氏、50年の代表作集め韓国で初の個展(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 14:52
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北朝鮮で撮影した「平壌」(1978)。(写真提供=學古齋ギャラリー)
◆世界を飛び回った歴史の記録者

米国生活をスタートした60年代から70年代中盤以前まで、久保田氏は主に米国と日本を撮影することに集中した。63年8月28日、ワシントンでマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が「私には夢があります(I have a dream)」で始まる演説を現場で聞いた。久保田氏はある外信とのインタビューで「キング牧師が演説を始めた時、全身に戦慄が走った。本能的に私はいま重要な歴史の現場にいるんだということを知った」と話した。

 
75年ベトナム・サイゴン陥落を扱った写真を撮影してから、久保田氏は視線を韓国や中国、ミャンマー、インドネシア、チベットなどアジアに転じた。中国は文化大革命以降の1970年代後半から80年代中盤まで、中国全土45地域に及ぶ地方を訪ね歩くのに注ぎ込んだ日数も1000日を越える。78年に北朝鮮を初めて訪問して以来、今まで訪朝した回数も数十回にのぼる。今回の展示では白頭山(ペクドゥサン)、金剛山(クムガンサン)、雪岳山(ソラクサン)など南北の名山風景や2007年ソウル漢江(ハンガン)周辺の航空写真、1970~1990年代の北朝鮮の写真もあわせて見ることができる。

◆「すべての人はドラマを秘めている」

久保田氏は「すべての人は各自、自身の偉大なドラマを秘めている。人はそれを自分で意識できないか、表現する方法がないだけ」と述べた。平凡な人のそのようなドラマを見つけて、一瞬にしてレンズに収めること、それが自分の仕事だというのだ。

「私の年齢は間もなく満79歳になる」と話した久保田氏は「世界はいまも興味深いことにあふれていて、美しいものはどこにでもある」と語った。「親の願いどおりに大企業に入っていたとしたら、おそらく私はもっと以前に引退していたでしょう。でも、私は今でも現役です。アンリ・カルティエ=ブレッソンがこう言っています。写真家はシャッター押す力さえあれば仕事ができると…」。カメラを手にした久保田氏は明るく笑った。

學古齋ギャラリーと(株)ユーロフォト/マグナム韓国エージェントが共同企画した今回の展示は4月22日まで行われている。

◆マグナム(Magnum)

1947年ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソンらが「世の中をありのまま記録する」という旗印を掲げて創立した写真家グループ。正式名称はマグナム・フォト(MagnumPhotos)。会員は正会員・準会員・候補会員などに分けられていて、現在は70人余りが活動している。日本人正会員では久保田博二氏が唯一で、韓国人の正会員はいない。


78歳の日本写真家・久保田博二氏、50年の代表作集め韓国で初の個展(1)

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