フォルクスワーゲンのリコール計画書、韓国環境部が再度差し戻し
ⓒ ＩＳＰＬＵＳ/中央日報日本語版2016.03.27 10:24
環境部がフォルクスワーゲンのリコール計画書を再び差し戻した。
関連業界が２６日に明らかにしたところによると、環境部は２３日にフォルクスワーゲンが提出したリコール計画に対し補完を要求した。あたかも排気ガス不正の事実がないようなリコール計画書を提出したためだ。
これに先立ちフォルクスワーゲンは１月に不十分な計画書を提出して１度差し戻されている。だが今回も不正の事実を明示しなかった計画書を出し環境部から警告を受けた。
環境部によるとフォルクスワーゲンは今回のリコール計画書にもリコール対象車両に違法プログラムのディフィートデバイスを使ったという事項を明示しなかった。その上車両を直すためのソフトウェアも提出しなかった。
これに対し環境部は一部車種のソフトウェアをまず完成させ順次ソフトウェアを提出するよう指示を与えた。環境部はソフトウェアを受け取った順番に基づきリコール対象車両のソフトウェア改善前後の大気汚染排出量、燃費変化を測定する計画だ。
環境部は「３度目のリコール計画書まで不十分ならばリコール自体を最初から承認しない」と警告した。