変わる韓国伝統名節の風景、「帰省の代わりに…」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.15 14:53
1人で休むという人も多い。質問結果からも帰省しないと答えた541人の65%が「連休を1人で静かに過ごす」とした。秋夕前の3日に帰省してきた会社員のキムさん(36)は「自宅で小説を読んで近所を散歩しながら静かに過ごす計画だ。一年に2回だけ訪れる静かなソウルの都心を満喫したい」と話した。
50~60代も例外ではない。会社員のイさん(58、女性)は「名節のストレスもあり舅姑が亡くなったらあえて車の渋滞する名節に帰省する必要性を感じられない」として「友人も10人中8人は帰省しない」と話した。イさん(66、男性)もやはり今回の秋夕には妻と一緒に4泊5日で全羅南道(チョンラナムド)の青山島(チョンサンド)に旅行する。大企業の広報業務をつとめるイさんの息子(37)もやはり妻と7歳の息子と共に京畿道華城(キョンギド・ファソン)のホテルに遊びに行く。イさんは「息子の家も車で10分の距離にあり普段から親戚ともよく会う。法事も行わず、あえて名節に会う理由がない」と話した。