【コラム】世代間の率直な対話で「ヘル朝鮮」拡散防げ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.18 09:45
最近、私のソーシャルネットワークサービス(SNS)ページに海外メディア・ブログが韓国での人生を扱った記事が載り続けた。20代後半から30代初めの韓国の友人が共有した文には、職場生活の苦衷と、家族と時間を過ごすことが困難な勤務環境についての話が主に入れられた。彼らは、このような現実に落ち込んだり腹を立てたりしていた。こうした現象は必ず確かめておかなければならない必要がある。国際社会での韓国イメージが悪くなるだけでなく、若い労働人口の生産性にも影響を与えるからだ。
先月、米国ワシントンポスト(WP)には「韓国の若い世代は自身の国を地獄と呼ぶ」という記事が載せられた。不安定な契約職で少ない月給をもらって長時間働きながら未来への希望をなくした韓国若者たちを扱っていた。世界経済フォーラム(WEF)の資料によれば韓国は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で勤務時間が2番目に長い。ドイツの1.6倍だ。経済専門紙エコノミストは、長い労働時間とともに上司によく見せようと細やかな行動をするがいい加減にできずにストレスを受けている韓国の企業文化を伝えた。