주요 기사 바로가기

【コラム】「ノンママ」を選んだ女たち=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.12 15:18
0
日本のドラマが以前に比べてつまらなくなったと思っていたが、社会の変化像をすぐにつかみ出して話にする能力にはいつも感心している。8月からフジテレビで放映中の『ノンママ白書』というドラマもやはりそうだ。育児と職場生活を併行する「ワ-ママ(ワーキングマザーの略語)」が注目される時代、子供なしで生きることを決めた「ノンママ」たちの話を描いた。今年夏に日本で出版された精神科医香山リカ氏の本『ノンママという生き方~子のない女はダメですか?~』を土台に作った“社会派女性ドラマ”だ。

第5回まで放送されたこのドラマは低出産時代に自身も知らないうちに「のけもの」になってしまったノンママの人生が実感を込めて描かれている。子供なしで離婚した49歳の広告代理店部長の土井(鈴木保奈美)と、同年齢の未婚の会社同僚の大野(菊池桃子)、結婚はしたが子供はいないフリーランサー記者の葉山(渡辺真起子)が登場する。彼女たちは日本の女性たちの社会進出が本格化した30年前に社会に出てきて「仕事か家庭か」の別れ目で仕事を選択した。後悔しないよう懸命に走ってきたが、今はあちこちから圧迫されるばかりだ。職場の上司は「子供を育てたことがないから部下社員も育てられるとは思えない」と叱責し、男性同僚は「行き詰った仕事中毒者」扱いだ。「ワーママ」である女性の後輩たちには「子供を育てて仕事をするのがどれほど大変かお分かりにならないでしょう?」という抗議を聞くのが常。ノンママたちはお酒のグラスを前に置いて悩む。「私たちは何を間違ったのだろう?」

 
多少誇張された設定だが、掲示板にはノンママ視聴者たちの静かな支持があふれている。「子供を産んでこそ女としての価値が認められる社会、誰にも話しにくい気持ちを代弁してくれた」という感謝の言葉だ。不妊で、仕事をあきらめたくなくて、またはめちゃくちゃな世の中に1つの命を出す自信がなくてなどなど、ノンママたちが放つ理由も切々としている。彼女たちの選択も尊重されるべきだと、それぞれの人生にはそれぞれの喜びと悲しみがあるのだと細やかに励ます、時期適切で、だかそこそうらやましいと思うドラマの登場だ。

韓国人の視聴者に珍しいのは、このドラマにはノンママが家族から受けるストレスはほとんど出てこないという事実だ。既婚女性である葉山も「姑との関係はどう?」という友人たちの質問に「それなりに大丈夫だ」と答える。一方このノンママたちにとって最も大きな難関は家族ではないだろうか。もうすぐ秋夕(チュソク、旧盆)、「これ以上遅くなる前に子を産まなければ」という攻撃にさらされている韓国のノンママたちよ、心の鎧を堅く引き締めて傷つかない名節を過ごせますように。どうか。

イ・ヨンヒ ピープルアンドイシュー部記者

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP