【コラム】北朝鮮は中国にとって何か(1)

【コラム】北朝鮮は中国にとって何か(1)

2016年02月04日16時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  中国は老練だ。中国の外交は能小能大だ。その才能は豹変する。観点と態度が急速に変化する。軽重調節はその技量だ。その瞬発力は突発状況で発揮される。豹変は中国外交の長い間の知恵だ。

  北朝鮮は悪賢い。北朝鮮は中国のそのような形態を予測した。1月の北朝鮮の4回目の核実験は賭け。賭けの中国の反応は豹変だ。変化は迅速だった。中国指導部は北朝鮮側に立った。平壌(ピョンヤン)政権の期待以上だ。韓国の外交は困惑している。

  豹変の属性は予測破壊だ。過去3年間、北京は平壌を冷遇した。韓半島(朝鮮半島)非核化は習近平主席の変わらないスローガンだった。習近平-金正恩(キム・ジョンウン)会談は不発状態だ。なら、北朝鮮の核実験に対して中国は断固たる姿勢でなければいけない。しかし実際の状況はこうした予測を覆した。中国の対応は微温的だ。中国は態度を変えた。韓中関係は微妙だ。

  平壌政権の挑発は進行形だ。今度は長距離ミサイル発射だ。北朝鮮はその時点を2月8日から25日の間と予告した。韓米両国は3日、強力な対応を確認した。中国の外交も慌ただしくなるだろう。中国は国連の制裁議論に参加するだろう。しかし中国の対北朝鮮圧力は制限的であるはずだ。

  中国の外交は二重的談論に巧みだ。中国は標本兼治を前に出す。それは「標」(枝葉)と「本」(根本)の巧妙な分離だ。中国は北朝鮮の核(非核化)と生存(体制安定)問題を分ける。しかし北の核問題は北朝鮮体制の安定に直結する。その単線的な判断は経験と合理の産物だ。中国はその鮮明な解決法を拒否する。焦点は分けられながら薄れる。北京の北核対応は不十分になるしかない。

  豹変の根底には冷静な計算がある。中国は北朝鮮の戦略的価値を重視する。韓半島は大陸と海洋勢力の交差地点だ。北朝鮮は米軍事力の大陸接近を遮断する。尖兵と防御の緩衝の役割だ。北朝鮮も自らの地政学的資産を活用する。中国はその分を支払う。北朝鮮に石油と食糧を供給する。相互扶助の特殊関係だ。中国は北朝鮮を放棄しない。

  半島と大陸は宿命で絡む。それは中国外交の本能の中にある。海洋勢力の進入時に後見本能は作動する。壬辰倭乱の時、明は支援軍を送った。韓国戦争(朝鮮戦争)の時、韓米軍は38度線を越えた。毛沢東は軍隊を派遣した。

【コラム】北朝鮮は中国にとって何か(2)
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