<北ロケット発射通告>中国「衛星でも発射自制を」…日本、自衛隊にロケット破壊命令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.04 10:48
中国政府は北朝鮮の衛星発射計画に対し、「慎重に行動することを望む」と中断を促した。中国外務省の陸慷報道官は3日の定例記者会見で、「北朝鮮も当然、宇宙を平和的に利用できる権利を持つが、北朝鮮は現在、国連安全保障理事会の決議に基づき制限を受けている」と述べた。北朝鮮が主張するように発射体がたとえ人工衛星であるとしても、安保理の決議のため北朝鮮はこれを発射してはならないという立場を明らかにしたのだ。陸慷報道官は「北朝鮮は衛星発射を自制し、慎重に行動し、韓半島(朝鮮半島)情勢の緊張を高める行動をしないことを望む」と話した。
日本政府は北朝鮮のミサイルが領土・領空・領海に進入すれば迎撃する「破壊措置命令」を発令したと3日、明らかにした。この命令は先月28日に自衛隊に伝えられ、1次期間は北朝鮮の発射予告最終日の25日だ。日本政府はこの命令を公開していなかったが、北朝鮮が2日に人工衛星発射を予告すると、この日発表した。日本は2009年3月、2012年3・12月、2013年4月、2014年3月と、北朝鮮のミサイル発射の動きがあるたびにこの措置を下した。