【社説】厳しい代価が待つ長距離ロケット賭博、北は中断すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.04 15:37
北朝鮮が国際社会の懸念をあざ笑うような賭博をついに強行するようだ。北朝鮮が先月6日の4回目の核実験から約1カ月後に人工衛星を発射すると国際海事機関(IMO)に通告したのは、核弾頭を搭載できる長距離ロケット発射能力を内外に誇示するという意図のほかに考えられない。
特に昨年、東倉里(ドンチャンリ)のミサイル発射台の高さを67メートルに増設した点から、今回の長距離ロケットの射程距離は2012年12月に発射に成功した銀河3-2号の1万キロをはるかに上回る1万3000キロにのぼると、専門家は見ている。さらにロケットに搭載できる核弾頭の重量を500キロまで増やすことができれば、これは米国本土にまで核弾頭を載せて飛ばす能力を保有することになり、大気圏再進入技術は別にしても脅威になるしかない。