<プレミア12>韓国、日本に大逆転ドラマ…大谷の11奪三振も色褪せ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.20 09:20
この日、韓国は大谷には完敗した。しかし試合に勝てばよいことだ。大谷は7イニングを1安打11三振と韓国打線を封じ込んだ。韓国は6回まで安打が出ず、ノーヒットで試合が終わりそうなほど大谷は完ぺきだった。しかし大谷が降板した日本のマウンドはすぐに力を失った。韓国は4回に3失点した後、追加点を許さず、反撃の機会を狙った。先発のイ・デウン(千葉ロッテ)が4回に降板したが、韓国ベンチは車雨燦(チャ・ウチャン、サムスン)-シム・チャンミン(サムスン)-チョン・ウラム(SK)-林昶ミン(イム・チャンミン、NC)を適切なタイミングに投入して失点を防いだ。
大舞台での経験が多い老将金寅植(キム・インシク)監督(68)は待って準備した。金監督は予選ラウンドと同じように投手を適切なタイミングに投入して失点を防ぎ、大谷が降板した9回、代打を出して逆転劇のきっかけを作った。勝機をつかむと極めて冷静だった。9回裏に鄭大ヒョン(チョン・デヒョン、ロッテ)をマウンドに送って二死までつかんだが、鄭大ヒョンが中田翔(日本ハム)に安打を許すと李賢承(イ・ヒョンスン、斗山)に交代した。李賢承は代打の中村剛也(西武)を三塁ゴロに打ち取って試合を締めくくった。