白凡金九生誕140周年、記念音楽会を開催
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.19 13:29
金九(キム・グ、1876~1949、号は白凡)先生は、自叙伝であり一種の遺書でもある『白凡日誌』において「文化国家」の夢を表明した。白凡は解放政局でこの民族に最も必要な力は「文化」だとし、文化というのは民族の核心領域だと強調した。今年は白凡の生誕140周年だ。白凡金九先生記念事業協会(キム・ヒョンオ会長)と白凡記念館(チョン・ヤンモ館長)は先生の意を尊ぶ特別展として「白凡が夢見る国-美しい文化国家」と記念音楽会を開催する。
「文化国家」展は19日から31日までソウル・イムジョン路の白凡金九記念館大会議室で開かれる。白凡が「私の願い」と渇望していた文化の多様な姿を探してみる。「ただ限りなく欲しいのは高い文化の力」であり「我が国が高く新しい文化の根源になり目標になり模範になって(…)真の世界平和が我が国によって世界に実現されることを望む」と語った先生の心をたどる場だ。「思想の自由を確保する政治様式の建設と国民教育の完備」を高い文化の国を建てる根幹だとした言葉を遺言として胸に刻みつける。憲法、太極旗、愛国歌、祝日などを中心にした歴史資料と記録物で構成した。祝日を表記した大韓民国臨時政府4年カレンダー、白凡の親筆が書かれた太極旗、光復軍歌集などが独立の願いを伝えている。