＃ＷＢＣが人生を変えた

ハンファ時代の李杋浩の平均成績は本塁打２５本、打点８０点前後だった。平凡な人生を変える契機が２００６年のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）だった。キム・ハンスに代わり代表入りした李杋浩は３塁レギュラー金東柱（キム・ドンジュ）の負傷で先発出場の機会を得た。

李杋浩は苦労してつかんだチャンスを逃さなかった。今年３月の第２回大会では堂々とレギュラー入りし、３本塁打７打点を記録した。特に日本戦で強力な打撃を見せたためソフトバンクとの大型契約につながった。李杋浩は「ＷＢＣで年俸１００億ウォンの投手の球も打った。１億～２億ウォンの韓国投手より相手しやすいときもあった。３塁守備だけは日本でも最高水準だと誇りたい。日本の投手の水準が高いのは事実だが、彼らと相対してみれば私の打撃も発展できる」と自信を見せた。

貧しく目立ちもしなかった李杋浩はだれもがうらやむサクセスストーリーを書いた。ＶＩＰ待遇で日本に進出し、来年にはガールフレンドと結婚式も挙げる予定だ。李杋浩は「ファンが見せてくれた“花杋浩”というニックネームを胸に日本に向かいたい。過分な応援にこたえるには日本で必ず成功することだ」と述べた。合わせて「優秀でもない私でもよい待遇で日本に行く。生活の苦しい後輩たちが私を見て希望を持ってくれれば」との考えも示した。


【スターデート】ソフトバンク入りするイ・ボムホ（１）

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