平壌標準時を開始「開城の出入り30分遅らせて」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.17 16:41
北朝鮮の朝鮮中央テレビが15日、新しい標準時である「平壌時」の導入を知らせる「午前0時」の打鐘行事を放送した。ソウルの時計は午前0時30分を示した時、テレビ画面の中の平壌人民大学習堂の時計塔と平壌駅の時計塔は「0」時だった。その時、平壌の中心部である中区域大同門の練光亭で韓服姿の平壌市民2人が鐘を鳴らす場面を朝鮮中央テレビが放映した。その時刻、金正恩第1書記は標準時導入を記念する意味で金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)の遺体が安置されている錦繻山(クムスサン)太陽宮殿を参拝していた。
北朝鮮の日常も新しい標準時に合わされた。韓国時刻の午前6時に始まっていたラジオ放送の朝鮮中央放送は、16日から午前6時30分に放送を始め、朝鮮中央通信など北朝鮮ウェブサイトもホームページ時間の表記をこれまでより30分遅らせた。