<ニュース分析>イ・ジョンソク統一相、日本に続き「米国叩き」?
イ・ジョンソク長官の米国批判発言はミサイル発射以後の局面で韓国政府が本格的に意見を述べるにあたっての信号弾だといわれる。
ミサイルや核問題においてブッシュ行政府の対北強硬策が事態を悪化させた側面があるという盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の認識を確かに表現しているのだ。これとともに米国と中国、日本など国際社会が阻むことのできなかったミサイル発射問題に対する負担を韓国政府が大部分背負わなければならない状況に対する不満も含まれている。また国連対北決議文の慎重な適用を注文したり、日本に直撃弾を飛ばしたりしたが、米国にも批判を提起する方に旋回したことも目を引く。