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盧大統領「米の失敗」発言が間違っている理由

2006.07.26 14:02
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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日「北朝鮮のミサイル発射を食い止める問題で、米国に最も多くの失敗があった」とした統一部・李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官の発言をめぐる議論について「韓国の閣僚が『その政策に関連しては米国が成功していない』と述べたらダメか」と疑問を呈した。

さらに「(閣僚らは)それなら(国会で追及されたら)北の首を絞めようとでも言うのか、議員の方々は米国が一切誤りのない国だとでも言うのか、と反論すべきだ」と促した。ところが、盧大統領の今回の「米の失敗」をめぐる発言と、この3年間の韓米関係に関連した発言をのぞいてみると、同大統領が依然として就任初期のアマチュア的外交認識と青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保チームの古くさい報告書に基づき韓米関係を考えていることが分かる。

 
筆者はそれこそ哀れに思う立場から、なぜ盧大統領の「米の失敗」発言が間違っているのかについて説明したい。第一、盧大統領の発言は誤った情報と認識に基づいている。「米=失敗者」論の最初の前提は、米国の北朝鮮関連政策が目ざすものに関連している。つまり、盧大統領と李鍾ソク氏の頭の中には「米国の目標=北朝鮮の核開発・ミサイル発射を食い止めること」との認識がある。

だから「米国が失敗した」というロジックが成り立つのだ。ここで投じるべき質問は「果たしてそうか」とのこと。朝・米関係を10年以上も観察してきた記者の立場から語れば「米国の目標=核・ミサイルの廃棄」は、真実ではない。おそらく2000年のクリントン政権までは、北朝鮮の核・ミサイルを阻止することが米国が目ざすものだっただろう。しかし、ブッシュ政権が目ざすものは「北朝鮮を無視すること/処罰」であり、核・ミサイル問題の解決ではない。

そうした脈絡から北朝鮮のミサイル発射はブッシュ政権の失敗ではなく勝利だ。なぜならばミサイル発射によって「北=悪の枢軸」というブッシュ氏の定義が正しいものとして浮き彫りになったからだ。盧武鉉安保チームは3年前にいい加減な対米認識と情報でもって青瓦台(チョンワデ、大統領府)入りした。いまもそのレベルは依然としてつまらないものだ。

そうした理由から、盧大統領の「失敗」発言で間違っているのは米国ではなく盧大統領自身だ。第二に、盧大統領の発言は外交的に失敗した発言だ。盧大統領と青瓦台は一度でもブレア英首相のことを考えてみたことがあるのか聞きたい。ブレア首相は韓国で言えば、民主労働党にあたる英労働党代表出身だ。米国についての労働党の見解はあえて説明するまでもないだろう。

だが、この3年間ブレア首相が、または外交・安保を担当する閣僚が「米国のイラク政策が失敗した」または「米国のイラク政策が失敗したと話したらダメか」と語るのを聞いたことがあるか。少なくとも筆者が知る限りはない。国益の前で、個人の所信と見解を控えたのだ。国家の間の「同盟」は、個人レベルに変えれば「君のために死ねる間柄」を意味する。だから同盟と友邦は、似ているのではなく途方もなく異なる。

死ぬか生きるかの関係だからだ。それで外交舞台では、同盟の間にはいくら不満があっても「公開的に批判しない」との不文律がある。いったい盧・李両氏が「米の失敗」と話して得る利益が何か。頼むからブレア氏を見習うように。そういうわけで、盧大統領が発言は間違っている発言だ。

第三に、盧大統領の発言は太陽(包容)政策にも背く。太陽政策の創始者・金大中(キム・デジュン)前大統領は、北朝鮮がミサイルを打ち上げた後「ミサイル発射は北朝鮮を助ける人々の居場所を委縮させる」と述べた。同コメントは金前大統領が語りたいほぼ全ての意味を含蓄している。金前大統領は同言葉を通じて、ミサイルを打ち上げた北朝鮮についての否定的認識と共に、その論理性、そして自身の立場を絶妙に伝える話法を駆使した。

それは誰が見てもうなずけられる発言だ。太陽政策はしっかりした韓米同盟に基づき、国民の支持を得て南北(韓国・北朝鮮)関係を改善していく政策だ。ところが、盧大統領の発言は、政策の常数と変数を混同している。仮定ではあるものの、金前大統領が現在青瓦台にいたならば、いまの盧大統領よりははるかに円満に韓米関係を導いただろう。

結果的に、盧大統領は言葉では太陽政策を語りながら、実際には太陽政策を破壊しているわけだ。筆者が思うには、盧大統領はいまだに太陽政策をきちんと理解していない。おそらく来年12月に青瓦台を出る日までも太陽政策を理解できずに退きそうだ。盧大統領の発言は太陽政策にも背く。だから間違った発言である。

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