盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日「北朝鮮のミサイル発射を食い止める問題で、米国に最も多くの失敗があった」とした統一部・李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官の発言をめぐる議論について「韓国の閣僚が『その政策に関連しては米国が成功していない』と述べたらダメか」と疑問を呈した。
さらに「(閣僚らは)それなら(国会で追及されたら)北の首を絞めようとでも言うのか、議員の方々は米国が一切誤りのない国だとでも言うのか、と反論すべきだ」と促した。ところが、盧大統領の今回の「米の失敗」をめぐる発言と、この3年間の韓米関係に関連した発言をのぞいてみると、同大統領が依然として就任初期のアマチュア的外交認識と青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保チームの古くさい報告書に基づき韓米関係を考えていることが分かる。