韓経:【社説】文在寅政権の100大国政課題、「市場との戦争」は控えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.20 13:14
文在寅(ムン・ジェイン)政権が今後5年間に推進する「国政運営5カ年計画」を昨日発表した。「国民の国、正義の大韓民国」という国家ビジョンのもと、5大国政目標および20大戦略、100大国政課題、4大複合・革新課題などで構成された。この2カ月間、国政企画諮問委員会が201件の大統領選挙公約と892件の細部公約を深く検討し、「光化門(クァンファムン)1番街」で受けた国民の提案99件および当面の国政懸案などを反映したという。文大統領が言うように「政策の設計図であり羅針盤」ということだ。
詳細に政策方向を明示した100大国政課題と487件の実践課題が関心を引く。国民主権、経済民主主義、福祉国家、均衡発展、韓半島(朝鮮半島)平和繁栄など5つの分野に分け、具体的な課題を盛り込んだ。公約である積弊清算、公職者不正捜査処の新設、軍兵力50万人維持などから脱原発、雇用拡充、財閥改革などまですべて網羅した。予測の可能性を高めた点は評価できる。