<インタビュー>鄭夢準氏「私が役に立つのならFIFA会長職に挑戦する」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.04 14:37
金=FIFA会長選挙を控え、ブラッターの辞退を公開的に促したが。
鄭=FIFAの腐敗は構造的であり、根が深い。例えば2006年、FIFAがクレジットカード部門のスポンサーを選定する時、マスターカードとVISAカードが競争した。当時、FIFAは従来のスポンサーシップ企業のマスターカードではなくVISAカードと不当に協力し、訴訟に巻き込まれた。この件でFIFAが9200万ドルの罰金を支払った。この程度の事件なら誰かが責任を取らなければいけない。当時、マーケティング担当者が事件直後に退社したが、しばらくしてこっそりとFIFAに復帰し、事務総長になった。その人が現在まで事務総長を務めているジェローム・バルクだ。