欧州とアフリカ北西部の人たちは４日（以下現地時間）、三日月のような太陽が昇る特異な光景を目撃した。月が太陽の一部分を隠す部分日食が日の出と同時に見られた。英ＢＢＣは今回の部分日食がこれらの地域から始まり、中東・西アジアを経てロシア中部と中国北西部、カザフスタン・モンゴルでは日没直前に発生したと報道した。今年に入り最初となる今回の日食は韓国では観測されなかった。日食は太陽が月でさえぎられる現象だ。地球・月・太陽が一直線上に並ぶ時に起きる。月が太陽をどれだけさえぎるかにより４種類に分類する。▽月が太陽を完全に隠す皆既日食▽月が太陽の中に入り月周辺に指輪形に太陽の枠が現れる金環食▽皆既日食と金環食が一度に起きるハイブリッド日食▽月が太陽の一部分を隠す部分日食だ。今回の部分日食で太陽が最も多く欠けたところはスウェーデン北東部地域で、午前８時５０分ごろに太陽の直径が９０％ほど消えた。

韓国では２００９年７月２２日に過去６０年で食が最も大きい部分日食が観測された。太陽の最大９３％が月にさえぎられた。しかし韓半島は真昼のように明るかった。太陽は満月の明るさより１００万倍程度明るいが、９９％がさえぎられても太陽の明るさは満月の１万倍に達するためだ。


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