【ニュース分析】李大統領が「親庶民」に動いた理由は
最近、与党での話題は「庶民」だ。李明博(イ・ミョンバク)大統領が連日、「庶民」を強調している。30日晩に3時間以上行われた‘討論式’の閣僚会議でも、「各部処が政策執行過程で経済論理だけ強調すれば庶民は疎外感を感じる」とし「庶民の情緒を理解するのが先だ」と述べた。また「世界経済機関の予想のように韓国経済が比較的速いペースで回復しても、庶民の状況はすぐに良くなるわけではない」とし「こういう時であるほど公職者が現場で庶民への配慮を率先してほしい」と強調した。
ハンナラ党も同じだ。複数の与党関係者はこの日、「青瓦台(チョンワデ、大統領府)に伝えられたいくつかの建議報告書が李大統領と青瓦台に衝撃を与え、結果的にこうした変化をもたらした」と説明した。