【時視各角】韓国の証拠捏造vs米国のリークゲート(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.17 16:40
リークゲート捜査に聖域がなかった一方、証拠捏造捜査の限界は明白だった。調査方式から職位別に違った。対共捜査局長(1級)は書面調査をし、南在俊(ナム・ジェジュン)院長は書面調査もなく、無嫌疑処理した。「南院長らが証拠入手に関する報告を受けたり関与した証拠がない」というのが捜査チームの説明だった。
2つ目の差は事後処理だ。2年余りの捜査の末、特別検事はディック・チェイニー副大統領の秘書室長ルイス・リビーを偽証と司法妨害などの容疑で起訴する。2007年6月に裁判所がリビーに懲役2年6月と罰金25万ドル、2年間の保護観察を宣告すると、ブッシュは懲役刑を減刑する。しかし大統領の任期満了を数日後に控え、副大統領のチェイニーはブッシュにリビーに対する完全赦免を繰り返し要求する。ブッシュは悩んだ末、結論を出す。