国家情報院の協力者K氏、「二重スパイの可能性」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.13 10:02
検察は、ソウル市公務員出身のスパイ容疑者ユ・ウソン氏(34)の出入国記録の関連文書を操作したことが明らかになった国家情報院の外部協力者K氏(61)が、「二重スパイ」の可能性が大きいとみて捜査中だ。韓国国家情報院の協力者であると同時に、中国の情報当局とも関係している状況だということだ。K氏は12日、病院で検察に逮捕されて取り調べを受けた。
検察の高位関係者は12日「K氏が国内に入国して検察の取り調べを受けて自殺を図った過程が釈然としない」として「K氏が両国の情報機関のために同時に仕事をしていた可能性もあり、事実関係を確認中」と明らかにした。この関係者は「中国東北3省で活動する情報協力者などの中には二重スパイ、さらには三重スパイというケースも少なくない」と付け加えた。