朴前大統領の初公判…傍聴券の倍率4倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.20 11:32
19日午前10時、ソウル瑞草区(ソチョグ)ソウル回生裁判所1号法廷の前に市民およそ150人が列を作った。23日と25日に開かれる朴前大統領の第1・2回公判の傍聴券抽選に応募するためだった。大学生のキム・ジウンさん(24)は「こういうものは生涯に一度見るのも難しいと思う。朴前大統領が自分がしたことに対する代償を支払う姿が見たい」と語った。
裁判は150席規模のソウル中央地裁417号大法廷で開かれるが、裁判関係者と取材陣の席を除いた68席が一般市民の席となる。2日間の計136席の傍聴券がこの日、抽選を通じて配付された。裁判所は公正な抽選のために請願警察官と市民2人を参観人として配置した。当選番号が呼ばれるたびに嘆声と拍手が聞こえた。京畿道広州(クァンジュ)から妹と来たという当選者のパク・ヒョクジンさん(25)は「この時代の中心となる現場を直接体感できることになった」と感激した。この日の応募のために回復裁判所に集まった市民は計525人で、傍聴券の倍率は3.86倍に達した。