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【外から見る韓国】クリスマスは楽しく過ごしましたか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.31 16:29
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武器や資金が豊富なISは深刻な脅威だが、ISでなくとも問題が多い。一種の暗鬱な弁証法の前で私たちは無力感を抱く。行動は反作用を呼ぶ。米国ですべてのムスリムを追放する勢いのドナルド・トランプ氏が騒がしい警告音を鳴らしている。どうしてこのピエロが米国大統領選挙で共和党の先頭ランナーなのだろうか。

多くの宗教は平和と愛を教える。だが宗教が憎しみを伝播して葛藤を培養するという事実は悲劇的パラドックスだ。IS追従者は自分たちが本当にイスラムを信じていると主張する。真のムスリムを侮辱するような主張だ。不幸にもこのようなファシスト的指向はほかの宗教でも浮上している。イスラエルとインド、そして仏教を信じるミャンマーまで盲目的な国粋主義者が憎しみを伝播して少数宗教を圧迫している。

 
このような暗鬱な世界において韓国は平穏なオアシスだ。韓国は希望のたいまつだ。皆にとって模範になっている。韓国にはとても多くの宗教があるが、概して互いに平和に共存している。もちろん常にそうしたわけではない。カトリックが初めて入ってきた時、信者はおぞましいほどの迫害を受けた。儒教的な秩序の崩壊を朝鮮政府が憂慮したからだ。数年前には仏教信者が長老教(長老派教会)の信者である李明博(イ・ミョンバク)元大統領を疑惑の目で眺めることもあった。また一部でごく少数の改新教極端主義者らは寺刹に侵入してかがり火を日常的に行っている。彼らは恥と思わなければならない。だが、そのような事例は例外的だ。全体的に見れば韓国の宗教的な寛容は拍手を受けるに値する。

宗教があろうがなかろうが、読者の皆さんが楽しいクリスマスを過ごされたことを願う。また新年には福を沢山受けられることを祈る。この地に平和が訪れるようにすること、皆に好意を施すのはキリスト教だけでなく、すべての信仰が伝えるメッセージだ。だが、この言葉はむなしく聞こえることがある。悲しくも世界の多くの地域で2015年は平和や好意とはほど遠かった。2016年は変わるように私たち皆でさらに努力し、さらに希望しよう。

エイダン・フォスター-カーター英国リズ大名誉専任研究員

◆外部執筆者のコラムは中央日報の編集方向と異なる場合があります。


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