韓国の北極研究16年・世界10位圏、アラオン号が南・北極を年間311日航海(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.06.21 15:50
韓国は極地研究に多くの投資をしているグループに入る。極地研究所や砕氷船・研究人材などの規模でみると世界10位圏内レベルだ。極地研究の代表機関は極地研究所と韓国海洋水産開発院(KMI)だ。特に極地研究所は200人余りの研究員全員が南極・北極研究だけを専門にしている。年間予算だけで1200億ウォン(約108億円)に達する。
極地研究所が極地の科学研究をする所ならば、KMIは極地政策など人文社会分野の研究を行っている。極地研究が純粋科学から出発して国家の政策や企業の進出など経済分野にまで発展してきていることと脈を同じにする。このためKMIの極地研究は北極に焦点を合わせている。南極は1959年に締結された南極条約により学術的な研究目的にだけ利用できる。