<韓国新成長動力10>(6)高付加価値繊維…宇宙船作る炭素繊維で自動車の重量400キロ減らす(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.25 11:43
米国、日本、ドイツなどの繊維関連企業が注力する高付加価値繊維は、▽炭素繊維・アラミドなどが含まれるスーパー繊維▽血液フィルターのような差別化不織布▽繊維強化複合材▽IT技術と結合したスマート繊維――の4分野に要約される。「夢の新素材」と呼ばれる炭素繊維は鋼鉄より10倍強く重さは4分の1にすぎない。その上さびつかず熱や薬品にも強い。
このため「軽くて丈夫な素材」を求める飛行機、船舶、自動車、宇宙船だけでなく、ゴルフクラブや釣り竿にまで使われている。炭素繊維世界1位は日本の東レだ。2014年にボーイングと10年間に約10兆ウォン台の航空機史上最大の供給契約を締結した。