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新世界センタムシティが「世界最大デパート」に

2009.06.26 14:20
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米ニューヨークのメイシーデパートには「THE WORLD’S LARGEST STORE」(世界で最も大きなデパート)という看板がある。 しかしもうこの看板は下ろさなければならない。 新世界(シンセゲ)釜山(プサン)センタムシティ店がメイシーよりも大きく、世界最大デパートとしてギネス世界記録の認証を受けたからだ。

 
新世界百貨店は、センタムシティ店が延べ面積29万3905平方メートル(約8万8900坪)で、従来の世界最大デパートのメイシー(延べ面積19万8500平方メートル・約6万坪)を抜いてギネス世界記録に登載されたと25日、明らかにした。 「ギネスワールドレコード(GWR)」審判官が26日、センタムシティを訪問し、世界記録の認証書を授与する。

これに先立ちGWR代行機関の韓国記録院は先月、検証チームをセンタムシティに派遣し、実際の売り場面積を測定した。 韓国記録院のキム・ドクウン院長は「センタムシティが世界最大デパートとしてギネス記録認証を受けたが、これは国内建築物分野では初めて」とし「世界177カ国・25言語に翻訳されるギネスブックに名前が載れば、地方自治体と国家ブランドのイメージを高めることになるだろう」と述べた。

センタムシティをはじめ、各種ブランドが「ギネスマーケティング」を始めている。 先端情報技術(IT)を利用した家電製品分野で主にギネス記録挑戦が行われてきたが、今では流通分野にまで広がった。 企業がギネスマーケティングに情熱を注ぐ理由は「最高」や「最初」というイメージを定着させるためだ。 ギネス登載は進んだ技術力や規模が大きいという点を効果的に知らせるきっかけにもなる。

張宰栄(チャン・ジェヨン)新世界百貨店マーケティングチーム常務は「消費者は常に一位を記憶して選択するため、すべての企業は顧客の認識で筆頭を占めるために莫大なマーケティング費用を使う」とし「センタムシティが世界最大デパートになったのは国内だけでなく、外国の顧客にまで広報効果がある」と述べた。 消費者や観光客に「世界最大デパート見に行こう」と思わせる効果があるということだ。

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