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デパートの春セール、不況知らずの売上増

2009.04.21 07:50
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不況の中でもデパートが4日から19日まで開いた春の定期セールで比較的良好な成績を上げた。ロッテ百貨店はセール期間中の売上が、昨年のセール期間に比べ8.2%増加した。現代(ヒョンデ)百貨店は4.8%増加し、新世界(シンセゲ)百貨店は釜山(プサン)センタムシティ店を含めると15%、同店を除いても5%増えた。ギャラリア百貨店は4.3%、愛敬(エギョン)グループのAKプラザは6.4%増加した。

ロッテ百貨店の場合、売上の伸び率が最も高い商品群だったブランド品を押さえ、今回のセール期間では化粧品の売り上げが35%増え、ブランド品の28%を上回った。暖かい気候となったことからアウトドアとスポーツ関連商品群もそれぞれ25%と20%の伸びを見せた。食品に対する不安感から、デパートの有機農食品の人気が高まり、食品の伸びは13%となった。現代百貨店はブランド品が35%増加したのをはじめ、女性カジュアルが8%、食品が7%、雑貨類が5.5%増えた。新世界百貨店もブランドが78.6%、化粧品が43%と大幅な伸びを示し、デリ&フード(33%)とスポーツウェア(24%)の増加も目立った。

 
ロッテ百貨店のウ・ギルジョ商品総轄チーム長は、「今回のセールでは化粧品とブランド品だけでなく、初夏の気候により野外活動関連商品の販売好調と大型行事の人気が売り上げの伸びに肯定的に作用した」と分析している。

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