障害者の親が土下座する姿はなくなる?…韓国で特殊学校22カ所新設へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.05 13:09
韓国で障害者が小・中・高校教育をまともに受けることができる特殊学校は現在174カ所だ。過去5年間に新設された特殊学校は18カ所にすぎない。17の市・道あたり平均1カ所となる。特殊学校の新設は容易でない。地域住民の反発が激しく、空間の確保も難しい。
政府は4日、第5次「特殊教育発展5カ年(2018-2022年)計画」を発表した。法に基づき5年ごとに出す計画だ。金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官はこの日、この計画を発表し、「2022年までの5年間に特殊学校22カ所を新設する」と明らかにした。昨年、ソウル江西区(カンソグ)でも特殊学校の新設に住民が激しく反対すると、障害者の母がひざまずいて「学校を新設できるようにしてほしい」と訴える姿が見られた。特殊学校の問題が国民的な関心事に浮上するきっかけになった。