ソマリア海賊、韓国人4人だけ解放せず…交渉の裏には(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.02 08:57
先月20日ごろ、シンガポール船会社は身代金の支払いを前提に海賊とジェミニ号の解放に合意した。海賊との取引慣行に基づき身代金を渡した後、海賊がこれを確認して逃げられるよう「24時間」の時間も与えることにした。先月29日午前11時ごろ、海賊は船員の電話を許し、船員を甲板に並ばせ、船会社が望遠レンズで確認させた。
政府当局者は「韓国の清海(チョンヘ)部隊が動員される場合、状況が悪化するおそれがあり、近くの連合海軍の軍艦が船員を護送する船会社側の船とともに数マイル離れた海域で見守っていた」と説明した。