ソマリア海賊の背後勢力は？…糾明が課題
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.08 11:34
金忠圭（キム・チュンギュ）捜査本部長は、「海賊らはソマリア・カラカド港を出港し、２４日目に三湖（サムホ）ジュエリー号を拉致した。標的拉致ならばあえて長期間航海する必要はないのではないか」と話した。標的拉致の可能性が低いという判断だ。標的拉致ならば燃料費を節約ために短時間で拉致を成功させたというのが捜査チームの分析だ。「三湖ジュエリー号」の拉致直後、海賊のリーダーは衛星電話で「ｓａｍｅ，ｓａｍｅ」と話した。これは偶然に同じ会社の船を拉致したという状況と理解できるというのが捜査チームの説明だ。
捜査本部は海賊らを相手に昨年ソマリア海賊に拉致された「クムミ３０５号」など以前に発生した韓国船舶拉致事件と今回捕らえた海賊との関連性を調査したが成果は得られなかった。救出作戦の際に射殺された海賊のリーダーは７回も船舶拉致経験があると明らかにされた。
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