日本・欧州の高価ブランドだった電気自転車…韓国市場にも普及拡大(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.03 14:40
電気自転車普及ブームの秘訣は、「安い充電費と速いスピード」だ。現在韓国で販売されている電気自転車のバッテリー容量は8アンペア以上で、1回の完全充電でペダルを1度も踏まずにモーターだけで平均35キロメートル走行できる。ソウル・蚕室(チャムシル)に住む体重70キログラムの成人男性が電気自転車で汝矣島(ヨイド)まで通勤が可能ということだ。蚕室と汝矣島の往復距離は約35キロメートルだ。各電気自転車の平均最大速度は時速25キロメートルなので通勤には1時間もかからない。
利用コストを考えればさらにお得だ。1回完全充電するのにかかる電気料金は50~100ウォンで、1カ月の通勤に1000~2000ウォンあれば十分な話だ。公共交通である地下鉄やバスを1往復利用する最低料金2100ウォンよりも安い。この距離を燃費がリッター10キロメートルのガソリン自動車で1カ月通勤する費用は13万ウォンを超える。1年乗るだけで節約したガソリン代で自転車費用を補填できる。