【経済view&】山岳ビジネス、韓国の新成長動力にしよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.20 13:14
登山愛好家が最も好む言葉がある。英国の登山家ジョージ・マロリーの名言「そこに山があるから登るのだ」だ。ところで韓国の国民の相当数は山がそこにあるという事実を知りながらも登れない。国土の70%が山であるものの韓国の山は国民みんなの休息所にはなれずにいる。脚が丈夫な一部青壮年層だけが登山の“特権”を享受する。理由は簡単だ。これまで「山岳ビジネス」を軽視し活性化できなかったためだ。
山岳ビジネスはスイスや米国など観光大国で100年余り前から始まっている。分野は大きく3種類で構成される。まず自動車と登山鉄道、ケーブルカーなど、歩きを除いた多様なアクセス手段を通じ気楽に入山する。山に入れば乗馬と自転車、バンジージャンプなど楽しい体験活動を楽しめる。そしてそこには山荘やホテル、キャンプ場などきれいで便利な宿泊施設があり、何日でも気軽に休むことができる。要するに老若男女だれでも大変な思いをせずに山を楽しみ感じさせるメカニズムだ。