<開城工団>韓国政府、北の「一部残留」主張を受け入れた背景は(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.30 14:37
北側が要求する資金を支払う代わりに、販売が可能な製品と一部の移動可能な機材・資材の韓国搬入は認められるべきだという主張だ。繊維や部品などはもちろん、南側の資産である約200台の通勤バスなども搬入すべきという指摘もある。
韓国側の一部の人が残留することで、開城工業団地に対する送電の中断や工業団地と開城市内に対する一日6万トン規模の用水供給遮断措置はしばらく先延ばしとなった。北朝鮮は金銭的な問題以外の、以前から主張してきた「最高尊厳(金正恩を意味)毀損に対する謝罪」などの要求事項は取り上げなかったという。