朴槿恵（パク・クネ）大統領は６日、経済活性化法案が国会で処理できていないことに対し、「これ（経済活性化法案）を足止めしていることが果たして国民のための政治なのか問いたい。韓国の政治は生まれ変わらなければならない」と話した。朴大統領は青瓦台（チョンワデ、大統領府）で開かれた第３次規制改革閣僚会議兼官民合同規制改革点検会議で「きょう（６日）が４月の臨時国会最終日だが、観光振興法案、サービス産業発展法案など相当数の経済活性化法案が２年過ぎても通過できず本当に残念だ。こうした経済活性化法案に青年雇用数十万件がかかっている」としてこのように明らかにした。続けて「私がこれほどもどかしいのに、当事者である青年たちはどれほどもどかしいだろう」ともした。

朴大統領は特に「韓国だけが持っている“ガラパゴス規制”と呼ばれる独特の方式の規制は外国人投資家の韓国での事業費用を高め、韓国の制度になじんだ韓国企業の国際競争力を落としてしまう要因になっている」と指摘した。ガラパゴス規制とは世界と隔離されたガラパゴス島のように国際的な流れとかけ離れた韓国にだけ存在する規制を意味する。朴大統領は議員立法を通じて規制を量産する形態に対しても批判した。朴大統領は、「議員立法規制の場合、必要性に対する検討が十分になされない場合が多い。現在議員発議規制法案に対し事前に検討手続きを置く法案が発議されているが、国会でもこの制度が立法権侵害だと考えるのではなく、法案の実効性を高めるための措置であることを認識し積極的に協力してほしい」と求めた。
「国会で足止め뎂れる経済活性化法…青年たちがどれだけもどかしいか」＝韓国（２）