【コラム】経済活性化への「野性的衝動」、まず大統領が見せろ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.06 09:56
日本の安倍首相は消費税を上げる3週間前の3月10日、エール大学のロバート・シラー教授に東京で会った。2001年ノーベル経済学賞の受賞者でもあるシラー教授は「(アベノミクスを)革命のように感じさせることが重要だ」としながら「(日本人の)『野性的衝動』をあおるには時代精神をとらえなければならない」と忠告した。
「野性的衝動」はシラー教授が書いた本(共著)の題名だ。もともとは大恐慌の危機から資本主義を救出した経済学者ケインズが1936年に出した名著『雇用・利子および貨幣の一般理論』で使った用語だ。一時「ケインズは死んだ」としていた世界は「私たちは誰もがケインズ主義者」と合唱している。