【社説】韓国安保の暗雲、不安な日米同盟
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.15 16:33
韓国標準時(KST)は東経127.5度と135度を何度か行き来した。 ‘時間主権’といわれる標準時は1908年に西洋式時間帯を初めて導入した時、韓半島を貫通する127.5度に設定された。 しかし日本の植民地支配を受けてから東経135度に変わった。 韓国戦争(1950-1953)後、李承晩(イ・スンマン)政権が127.5度に戻したが、61年に国家再建最高会議がまた135度に変更した。
標準時が何度か入れ替わったのは2つの変数のためだった。 一つ目は、ほとんどの国が国際標準時(GMT)から経度15度間隔、すなわち1時間単位で時差を置いている。 二つ目は、日本とアメリカの変数だ。 「内鮮一体」を強要した日本は東京の標準時にソウルの標準時を合わせた。 しかし米国はなぜそうしたのか。 在日・在韓米軍の統合運用のためだった。 韓国戦争直後、韓半島作戦管轄権は東京極東司令部に属していた。 韓日標準時に30分の差が生じれば米軍が不便になる。