<環境キャンペーン>③「自分で出した二酸化炭素は自分で処理」…日本
#1.昨年末、京都観光のために東京のA旅行会社を訪れたタナカカヨさん(主婦)は、窓口の職員から「二酸化炭素(CO2)ゼロパッケージ」を勧められた。3日間の旅行中に交通手段の利用などで1人当たり排出する二酸化炭素量の35.8キロを浄化する費用が、旅行経費に含まれている商品だ。田中さんは「地球の未来のために投資するという気持ちから、快く追加料金の500円を支払った」と話した。この旅行会社はこの収益を集め、環境団体に寄付した。
#2.今月初め、東京で結婚式を挙げたキノシタヒロシさんは、ホテルの披露宴で発生した二酸化炭素発生費用1000円を環境団体に寄付した。会場を照らすためにかかった電気使用量696KW(CO2・129キロ分)に招待客130人が自動車などで移動する過程で排出された二酸化炭素・121キロなど合わせ、250キロ分の二酸化炭素処理費用だった。