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<取材日記>米国の顔色ばかり見ていた日本

2006.10.04 12:38
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潘基文(パン・ギムン)外交部長官が次期国連事務総長に事実上確定した3日午前、麻生太郎日本外相が記者会見をした。彼はこの席で「潘長官になったのはいいことだ。我々はアジアから出なければならないと主張してきた」と明らかにした。日本政府の公式的な支持表明は「安倍晋三首相がする」と述べた。9日に開かれる韓日首脳会談で、韓国政府に公式的に明らかにするという話だった。

後の祭りも普通の後の祭りでないはずがない。当選が事実上確定後、これまで潘長官を支持したという主張もそうだし、何日後に首脳会談で正式に祝うという発想も首を傾げさせる。日本の主要新聞のある記者は「一歩遅れて顔を立てようとしたら形勢がおかしくなった」と苦笑をした。時事通信は「(潘長官に対する)支持表明を韓国との交渉カードにしようとしていた意図がはずれ、後の祭りとなってしまった」と指摘した。

 
約3カ月前、日本の外務省では日本政府が次期国連事務総長で誰を支持するかを論議する高位幹部会議が開かれた。6カ国協議首席代表である佐々江賢一郎外務省アジア大洋洲局長は「友邦である韓国との関係を考慮して潘長官支持を公式的に明らかにしよう」と主張した。しかし「日本と韓国が互いに背を向けている状況で韓国支持を明らかにすれば果たして世論の支持を得ることができるのか」「韓国は日本の安保理常任理事国進出を反対しなかったか」という反対意見が出た。

外務省は以後ずっと「次期事務総長はアジアで選出されるのが望ましい」というあいまいな表現に一貫した。解釈によってはインドやタイ候補を支持することができるという意味とも理解された。それなのに潘長官の勝利が固まるとずっと韓国を支持してきたと主張したのだ。

日本がこのように潘長官支持にあいまいな反応を見せた決定的理由は、米国が潘長官を支持しないと判断したからだというのが日本メディアの指摘だ。ある外務省幹部は「米国ばかり見ていて馬鹿になった」と自嘲した。そうした意味で日本としては今回の潘長官の当選で教訓を得たらと思う。

米国一辺倒外交の落とし穴とアジア外交の大切さを改めて考えるきっかけになったらと思うのだ。

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