マクロン大統領「ブラジルの原子力潜水艦開発、フランスが支援」と寄り添う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.29 08:25
ブラジルを国賓訪問中のエマニュエル・マクロン・フランス大統領が、ブラジルに対する核推進潜水艦技術開発支援の意思を明らかにした。これまで核技術の流出を敬遠していたフランスが、公開的にブラジルへの支援に乗り出し、両国関係が改善される模様だ。
AFP通信やポリティコなどによると、マクロン大統領は27日(現地時間)、ブラジル・リオデジャネイロ州イタグアイで開かれた新型ディーゼルベースの通常動力型潜水艦トネレロ号の進水式で、「新しい潜水艦のための場を開きたい」とし、「ブラジルが望むなら、すべての核拡散防止方針を完璧に尊重しながらその側に立つ」と述べた。両国の間で敏感なテーマだった原子力潜水艦の開発をフランスがより直接的に支援するという意思を示したものと解釈される。