マクロン仏大統領の先走った発言? 計算された強手? 「ウクライナ派兵説」をめぐる騒ぎ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.29 07:06
フランスのエマニュエル・マクロン大統領の「ウクライナ派兵検討」発言の後遺症が強くなっている。ロシアと直接的な武力衝突を望まない米国と欧州連合(EU)諸国は一斉に否定した。
一部ではマクロン大統領のこのような発言に対して「計算された強手」だったという解釈が出ている。この間、マクロン大統領が「強い欧州」「自主国防」を強調し、米国を除いた「欧州軍」の構想を明らかにしてきたという点からだ。他の西側諸国が、戦争拡大の懸念のためにやたらと出せなかった「派兵カード」を先に公論化し、懸案を主導したがっているという分析も出ている。