フランス「われわれは太平洋国」…非難されたマクロン大統領訪中の本心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.01 17:58
今回の韓米首脳会談が証明するように、外交の花と実は首脳の間でなる。その花を咲かせ実を結ぶために多様な実務陣の努力が種をまき肥料を与えなければならないが、すべての条件がそろったからと常に花が咲くのではない。国家首脳の外交力が重要な理由だ。そうした点で最近特に世間の注目を集めたのがフランスのマクロン大統領だ。
マクロン氏は先月5~7日に北京を訪問し、習近平国家主席と会談した。欧州連合(EU)のトップであるフォンデアライエン委員長も同席したが、主人公は明らかに国家指導者であるマクロン氏と習主席だった。マクロン氏としては欧州委員会委員長までともにすることで、メルケル前ドイツ首相後に明確な軸が消えたEUの核心人物としてのイメージ作りする好材料と計算した動きだ。しかしマクロン氏の訪中は国際社会の一部には釈然としない後味を残した。