韓国マンション団地の「鉄筋不足」捜査本格化…LH晋州本社を家宅捜索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.17 09:59
韓国警察がマンション団地の鉄筋不足問題と関連し、捜査依頼から12日ぶりに韓国土地住宅公社(LH)本社などを家宅捜索した。鉄筋不足が確認されたLH発注マンション団地15カ所を地域ごとに分けて捜査している警察は、今回の家宅捜索をはじめ順次全国の他のマンションも強制捜査すると予想される。
光州(クァンジュ)警察庁反腐敗経済犯罪捜査隊は16日、LH晋州(チンジュ)本社とLH光州全羅南道(チョンラナムド)本部、設計業者、構造安全診断サービス業者の4カ所に捜査官16人を送って家宅捜索した。警察はこの日午前10時から午後3時まで5時間にわたりLH本社建設安全技術本部建設安全管理処、公共住宅事業本部住宅構造見積もり団事務室などで書類などを押収した。光州警察は設計業者関係者ら2人を書類送検し、家宅捜索で確保した証拠に基づいて具体的な捜査対象を決める計画だ。