米国防総省、来年THAADミサイル52基を追加配備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.15 16:38
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高高度ミサイル防衛体系。(写真提供=ロッキード・マーチン)
米国防総省が北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するために、来年ミサイル防衛(MD)予算に79億ドル(約8660億円)を米議会に要求したとボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送が13日(現地時間)、報じた。国防総省傘下のミサイル防衛局(MDA)が先月提出した予算案によると、2017会計年度(75億ドル)比べて4億ドル増えた79億ドルを2018会計年度として計上した。
このうち高高度ミサイル防衛(THAAD)体系予算は7億9680万ドルだった。MDAの2018会計年度予算案は、当面は6門の砲台以外追加注文はする計画はないという意味だ。米民主党のディック・ダービン上院院内総務は先月31日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した席で「韓国がTHAAD体系配備を望まなければ9億2300万ドルの関連予算を別の場所に使える」と述べた。9億2300万ドルはTHAAD体系の砲台1門を購入・配置・運用する費用だ。MDAは2014年THAAD体系のメーカーであるロッキード・マーチン社に7門目のTHAAD砲台を注文したが、まだ引き渡しができていない状態だ。