トランプ大統領、THAAD緊急会議を異例に公開…韓国に「無言の抗議」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.10 11:27
米国政府は8日(現地時間)、韓国政府の高高度防衛ミサイル(THAAD)追加配備保留決定をめぐり慌ただしく動いた。トランプ大統領は本人と関係があるコミー前連邦捜査局(FBI)長官の公聴会の証言があった昼12時、テレビを視聴せずTHAAD問題の議論に没頭した。
オーバルオフィス(大統領執務室)にティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)を呼び、韓半島(朝鮮半島)の安保現況などについて集中的に協議したのだ。国務省のナウアート報道官は「この席ではTHAAD配備問題が議論された」と伝えた。週に1回ずつ国務長官や国防長官が報告のためにホワイトハウスを訪問するが、この日のように出席者と議題まで公開するケースは少ない。朝食会、ホワイトハウス会議が終わった後に記者会見した国務省の報道官の言葉にはトゲがあった。