【コラム】納得しがたい「19禁」投票権=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 17:01
性的表現が比較的露骨な映像物や歌、酒とたばこは法的に満19歳未満の国民が接してはならないものだ。提供する者は処罰の対象となる。いわゆる「19禁」だ。それ以上の年齢の人にも良いものではないが、国は禁止にまでしない。個人の責任領域に属するものと見る。
公職者を選ぶ投票も現行法上「19禁」だ。後に「なぜ自分がそんなことをしたのか」と後悔する人がいて(特に最近はそうだ)、生活の質の向上にこれという効用性を発見できない場合も多く、衝動に支配されることもあるという点で、わいせつ映像物、酒、たばこなどと投票は似ている。もちろんこうした理由で投票が「19禁」目録に入っているのではない。「政治的な判断をするうえで19歳未満はまだ未熟」というのが公式的な理由だ。