韓経:韓国、1-3月期の成長率0.5%…金融危機後初めて「成長3大軸」すべてマイナス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.03 11:27
1-3月期の韓国経済が前期比0.5%の成長にとどまった。政府の各種内需浮揚策が出つくし、消費と投資が後退した。輸出も減少した。成長の3大軸(輸出・消費・投資)がすべてマイナスとなったのは、グローバル金融危機当時の2009年1-3月期以来。国民が海外で稼いだ金額を合わせた実質国民総所得(GNI)は前期比3.4%増えたが、体感景気とはかけ離れているという声が出る理由だ。
韓国銀行(韓銀)が2日に発表した「2016年1-3月期の国民所得」(暫定)によると、1-3月期の国内総生産(GDP)は372兆3722億ウォン(約34兆円)と、前期比0.5%増えた。4月に発表された速報値(0.4%)より0.1ポイント高い。韓銀は政府の支出と建設業の投資を最終集計した結果、速報値よりやや高くなったと説明した。